倉庫はどんな所なのか
物を保管したり運んだりするために、必要な施設といえば倉庫が代表的ですが、近年日本各地に巨大な倉庫が設置されるようになりました。設置理由は、インターネットショッピングが拡大している事が一番で、大量の荷物を捌く必要があるので、空港近くや高速道路沿いに倉庫が増えています。巨大倉庫になると数百人が一度に働いているのが一般的であり、日勤と夜勤を行うスタッフがいます。通勤は、郊外にある倉庫だと自家用車で行く事が可能ですが、港湾沿いの倉庫や空港近くの倉庫へは最寄駅からバスか徒歩で向かいます。
どんな商品が扱われているか
倉庫では、冷蔵・冷凍・常温に区別された食品や、書籍類・日用品・家電といった商品などを扱っています。食品は、鮮度保持が非常に大切である事から、冷凍庫に関してはマイナス18度以下で扱うのが一般的で、魚介類に関しては更に低い温度で管理している事もあります。
倉庫で働く人々について
倉庫内の労働は多岐にわたっていて、物流会社で働いている人は、行き先別の荷物仕分け・在庫管理・荷物搬入・荷物搬出などの仕事があります。荷物の搬入と搬出に関しては、大量の荷物を移動させる必要がある事から、フォークリフト免許を持ったオペレーターが多数従事しています。小売業(スーパーマーケット)やECサイト(ネットショッピング)の倉庫で働く人は、ピッキングをするためのスタッフが多くいるのが特徴です。ピッキングとは、客が注文した品を専用端末を使いながら選んでいく作業の事を指し、当日または翌日の発送に間に合うように袋詰めや梱包も行います。
業務効率をアップすることができる3PLには、資産提供を受けることができるアセット型と、ノウハウのみのノンアセット型があります。